当サイトは、鉄道の安全問題を中心にJR・公共交通を考えるサイトです。
JR・公共交通のあり方はこれでいいのか? と疑問をお持ちの方はぜひ一緒に考えましょう。
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代表挨拶(当サイトの基本方針)

最終更新日:2024.5.28

JR問題関係 安全問題研究会のメディア出演」コーナーに「レイバーネットTV(2024.5.15):日本の空は大丈夫か?−羽田衝突事故とJAL解雇争議」に関する情報を掲載しました
(JR関係の内容ではありませんが、コンテンツ分散を避けるため、メディア出演としてまとめています)

<管理人よりお知らせ>

●「次世代へつなぐ地域の鉄道——国交省検討会提言を批判する」が刊行されました>


 2022年2月、国交省が「鉄道事業者と地域の協働による地域モビリティの刷新に関する検討会」を立ち上げました。しかし、審議はわずか5回のみ。2022年7月には、「地域の将来と利用者の視点に立ったローカル鉄道の在り方に関する提言~地域戦略の中でどう活かし、どう刷新するか~」を報告として公表しました。2023年4月に成立した「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」の一部改定は、この提言を基本としたものになっていますが、ご覧になればおわかりいただけるとおり、「頑張っている鉄道」にだけ存続のためにわずかな細道を用意し、頑張りたくてもできない多くの鉄道にはバス転換を促す内容となっています。

 今回の著書は、改定法の基本になった「提言」を批判することを目的に、「地域における鉄道の復権─持続可能な社会への展望」刊行に携わった共著陣が再び結集したものです。読者に親しみを持ってもらうため、メインの第2部にQ&A方式を導入したことも大きな特徴の一つです。私も共著陣に加わっており、1人でも多くの人に本書が読まれることを願っています。

※「レイバーネット日本」の書評コーナー「週刊 本の発見」で取り上げられました!(2023.11.2)

 なお、当サイト管理人が執筆に加わった著書は、現在、以下のものがあります。インターネットや書店への注文を通じてお買い求めください。(※緑風出版はインターネットでの書籍取り次ぎに反対しているため、書店にお申し込みください)

 ●月刊「住民と自治」2022年8月号寄稿「ローカル鉄道に国・自治体・住民はどう向き合うべきか」(自治体問題研究所)
 ●地域における鉄道の復権-持続可能な社会への展望(緑風出版) ※書評(レイバーネット日本「本の発見」 2021.7.1)
 ●原発を止める55の方法(宝島社)
 ●核のない未来を願って 松井英介遺稿・追悼集(緑風出版)

安全問題研究会がJR再国有化のための法案を決定!会の総力を挙げ成立目指す

 安全問題研究会は、深刻化する一方のJRローカル線の救済を中心に、JRグループ各社がこの30年で抱えるに至ったさまざまな問題の抜本的な解決を図るため、2021年1月4日、JR7社及び旧国鉄が担っていたJR7社以外の事業の一部を、新たに設立する新型公法人に統合再編することを骨子とする「日本鉄道公団法案」を決定しました。

 今後、当研究会は、各政党にこの法案を提示し、志を同じくするあらゆる勢力と共同して、この法案の成立のため、全力を尽くすことになります。


コロナ禍のため、2021年は中止となった「ノーモア尼崎事故!生命と安全を守る4.29集会」が2年ぶりに開催された。
事故負傷者で、怪我を苦にしてみずから命を絶った男性の母親も、昨年77歳で旅立った。
自死した息子を思い、母親が作詞した曲「桜の涙」が集会で披露され、参加者が鉄道の安全を誓い合った。(参考ニュースと歌はこちら
(撮影日:2022.4.29  撮影場所:兵庫県尼崎市 「ノーモア尼崎集会」)

国鉄時代の安全綱領

1.安全は、輸送業務の最大の使命である。
2.安全の確保は、規程の遵守及び執務の厳正から始まり、不断の修練によって築きあげられる。
3.確認の励行と連絡の徹底は、安全の確保に最も大切である。
4.安全の確保のためには、職責を超えて一致協力しなければならない。
5.疑わしいときは、手落ちなく考えて、最も安全と認められる道を採らなければならない。

この安全綱領のパロディーとして、JRの「偽装」安全綱領を作ってみました。

~~~~~コンテンツご紹介~~~~~

当サイトの更新履歴
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JR問題一般

管理人の各所投稿集 当サイト管理人が国鉄闘争・安全問題その他に関し、各所で投稿した文章をご紹介します。(随時更新)NEW!
コラム「時事寸評」 レイバーネット日本サイトにて当サイト管理人が連載しているコラムです。主に鉄道・国鉄闘争関係以外。(随時更新)
声明、見解・コメント 国鉄闘争、安全問題または公共交通問題に関し、当会が発表した声明、見解・コメントをご紹介します。(2021.5.14更新)
JR問題関係メディア出演 JR問題での、安全問題研究会会長によるラジオ、本などへのメディア出演に関する情報です。(2023.7.1)
安全問題研究会が行った政府・地方自治体への要請・申し入れ 当研究会が行った政府・地方自治体への要請や申し入れの内容をまとめています。(2023.5.10更新)
国鉄分割民営化・JRを検証する 1987年4月1日の国鉄分割民営化~JR発足から30年。JRとは何だったのか? 北海道でローカル線に危機が迫る今だからこそ、皆さんとともにこの問題を考えたいと思います。歴史的資料「決定版! ペテン師たちの国鉄つぶし~「分割・民営化」のウソ・ホント」を掲載しました。(2023.5.10更新)
国鉄闘争・安全問題関連ニュース 国鉄闘争関連のニュースコーナーです。管理人のコメ ントも含めたニュースアーカイブです。(2010.1.25更新)
安全問題・リニア問題学習会「限界に来たJR体制 今、再国有化を」(PDF) 2014年6月28日、都内で開催された安全問題・リニア問題学習会で当研究会が行ったJR北海道の安全崩壊やリニア問題についての報告レジュメです。(2014.6.30)
質問主意書 安全問題研究会が国会議員を通じて提出した質問主意書です。(2018.3.21)
「株主・市民の会」(活動終了) 公共交通機関としてのJRの望ましいあり方を考えるとともに、その動向を監視しようという株主と市民の活動。関西では5月31日、関東では6月6日に結成総会が開かれ、正式発足しました。(2003.6.20)

リニア中央新幹線問題

どこに行く?日本の公共交通~リニア・新幹線とローカル線から~ 「日本一美しい村」として知られ、リニアの通る予定の村でもある長野県大鹿村で、2024年4月13日、「大鹿村の10年先を変える会」会報「越路」読者会が開催され、当研究会代表が現地を視察するとともに講演しました。その講演資料です。印刷向けPDF版もあります。(2024.4.15) NEW!
リニア中央新幹線事業認可取消請求訴訟 請求棄却の不当判決!! リニア中央新幹線の沿線住民らが、事業認可の取り消しを求めて2016年に提訴した「ストップ!リニア訴訟」の判決が2023年7月18日、東京地裁でありました。原告の請求をすべて棄却する国策追随の不当判決でした。判決要旨(PDF)と原告団・弁護団共同声明(PDF)を緊急掲載。なお、当研究会代表も出演したレイバーネットTV「どうする? どうなる? 今世紀最悪の国策事業「リニア」を斬る」(2023.6.28放送)も併せてご覧ください。(2023.7.23)
どうする? どうなる? 今世紀最悪の国策事業「リニア」を斬る 2023年6月28日、当研究会会長がインターネットTV「レイバーネットTV」に樫田秀樹さん(ジャーナリスト/『悪夢の超特急-リニア中央新幹線』著者)、天野捷一さん(リニア新幹線沿線住民ネットワーク)とともに出演。リニア中央新幹線の問題点を語り尽くします。(2023.7.1)
リニア新幹線建設めぐる談合疑惑で強制捜査 「世紀の愚策」リニア建設を今すぐ中止せよ 2017年冬、リニア工事を巡って談合が摘発されたのをきっかけに、月刊誌「地域と労働運動」で再びリニア工事をめぐるあらゆる問題点を論じたものです。
リニア新幹線問題院内集会 2014年10月17日、リニア中央新幹線問題を巡って開催された院内集会資料です。ちょうどこの日に国土交通省による事業認可が行われ、怒りに満ちた集会となりました。(2014.11.2)
問題だらけのリニア新幹線計画はただちに撤回せよ 当サイト管理人が月刊誌「地域と労働運動」に寄稿したリニア新幹線計画の問題点です。(2014.10.25)
リニア問題に関するメディア報道 リニア・ファシズムと形容できるほどの異様な報道統制が敷かれているリニア問題。それはあたかも3.11前の原発報道を思わせる。異様なムードの中で、それでもリニア新幹線計画を批判する報道。(2014.11.2)

JR北海道安全・ローカル線問題

JR北海道~経営悪化が招いた連続事故 JR北海道での相次ぐ事故の背景に何があるのか。それは経営の悪化とどのように関係しているのか。人生の3分の2をJRとの闘いに費やしてきた当研究会が経営悪化と安全崩壊との関係を解き明かす!2020年7月4日、「ノーモア尼崎事故!生命と安全を守る集会」での報告。PDF版 配付資料版 (2020.7.2)
深刻化するJRローカル線問題 2022年7月25日、国土交通省の検討会がローカル線に関する提言を公表しました。深刻化するJRローカル線問題を考えます。(2024.5.5更新) NEW!
運賃値上げに関する運輸審議会公聴会 2019年5月、JR北海道が行った平均11%、最大3割の大幅な運賃値上げの妥当性を審議するため、運輸審議会(国土交通大臣の諮問機関)は2019年7月1日、国民各層からの意見を聞く公聴会を札幌市内で開催。当研究会代表が3人の公述人のひとりとして値上げ反対の公述をしました。(2019.7.10)
地方交通線存続の課題と提言 北海道のローカル線の約半分が「JR北海道単独では維持困難」と公表されたことを受け、一般財団法人「国鉄労働会館」がJR北海道研究会への委託研究事業の一環として、2018年9月にパンフレット「地方交通線存続の課題と提言」を発行しました。JR北海道の何が今、問題となっているのか、解決はどちらの方向に向けて行われるべきか、そもそも解決策はあるのか等、知りたい人にとって格好の材料となるでしょう。(2019.5.10)
JR北海道の安全問題と労働運動の課題 月刊「地域と労働運動」No.161(2014年3月号)に掲載された同誌編集部による論考です。労働運動がいかにJR北海道の安全問題と向き合うべきか。記事はそれを「義務的課題」としています。(2014.3.24)
「JR北海道の安全と北の鉄路を考える1.22道民のつどい」報告 2014年1月22日、札幌市内で開かれた集会の報告です。(2014.1.25)
JR北海道の安全崩壊の背景 2011年の石勝線列車トンネル火災事故から表面化し、収束の兆しが見えないJR北海道の安全問題。2013年10月27日、東京で開催された団結まつりにおいて当研究会が報告したレジュメです。まつり参加者で確認した声明(PDF)と併せてご覧ください。(2013.11.7)
JR北海道で今、何が起きているか 2014年4月19日、ノーモア尼崎事故!生命と安全を守る4.19集会」で当研究会が行ったJR北海道の安全問題に関する報告です。

鉄道・公共交通安全問題(JR北海道以外)

全脱出扉への客室乗務員の配置義務化を求める署名 2024年1月2日に起きた羽田空港でのJAL機・海上保安庁機の衝突事故を受け、ジャパンキャビンクルーユニオンが行っている署名。客室乗務員は現在、国家資格が不要の接客業として位置づけられ、旅客機のドア数に満たない配置でも運航を認められています。こうしたずさんな規制を改め、強化するよう求めています。(2024.5.5)NEW!
九州新幹線西九州ルート問題の経緯と今後の予測及び北海道「維持困難線区」沿線との連携について 順調に建設されていたはずの九州新幹線西九州ルートでフリーゲージトレインの開発計画が頓挫。上下分離も導入予定で、今後、様々な問題が噴出しそうな気配。JR北海道が求めている上下分離を受け入れた場合に、沿線自治体でどのような事態が起きるかのモデルケースになる可能性もある。こうしたことを念頭に、今後予想される事態について緊急考察。(2017.6.29)
千曲川・信濃川エコツアー報告 2012年5月26~27日、当サイト管理人が参加 したツアーの報告。原発だけではない、水力発電による自然破壊の問題を通じて「真に人間が尊重される社会とは?」について考察したものです。(2012.6.30)  
東日本大震災から1年~あのとき、職場で何が起こっていたか? 東日本大震災から1年を迎えるに当たって、2012年3月、ある東京メトロ現役職員から当サイト管理人宛てに寄せられたものです。公共交通であると同時に、災害時には重要な社会資本、復旧活動の拠点として機能しなければならないはずの地下鉄で何が起きているのかがよくわかるので、ご本人の承諾を得て掲載します。(2012.3.18)
大阪市営交通民営化・大合理化反対! 関市政から平松市政に代わっていったん凍結となりながら、橋下市政でまた動き出した大阪市営交通民営化。このコーナーでは、おもに地下鉄の安全運行を確保する立場から、安全問題研究会がなぜ大阪市営地下鉄民営化に反対するのかを明らかにします。(2022.1.2更新)
羽越線事故調査報告書 2005.12.25にJR羽越線・砂越~北余目間で起きた列車転覆事故の調査報告書です。(2007.12.24更新)
JR西日本尼崎事故関係 2005.4.25にJR尼崎~塚口間で起きた列車脱線横転転覆事故に関する諸考察。調査報告書もあります。 (2012.6.27更新)
JR 安全問題を斬る 当サイト管理人が2007年新春から5ヶ月にわたって連載 したJRの安全問題に関する10回連載。事故が多発し、首都圏ではたびたびストップするなど「かなりおかしい」JR安全問題の「今」がわかります。 (2007.7.1)
安全な鉄道を創るために JR尼崎事故をきっかけに、鉄道の安全問題を考える資料として当サイト管理人が作成した安全問題啓発パンフレット。今でも役に立つ内容です。(2006.5.23)
問われなかった規制緩和と民営化 2007年10月13日、東京団結まつり前夜祭で当サイト管理人が行った安全問題に関するパワーポイント報告の第2弾。政府の規制緩和がいかにして尼崎事故に結びついたか? (2007.12.24) ※PDFに変換しています。
規制緩和が生んだJR事故 2007年、国鉄闘争共闘会議などが中心として立ち上げた「国鉄分割民営化20年の検証運動」パンフレットに当サイト管理人が掲載した安全問題に関する論文を、今さらながら掲載しました。(2011.12.13)
規制緩和と民営化が招く大事故 2006年10月28日、東京団結まつり前夜祭で当サイト管理人が行った安全問題に関するパワーポイント報告。JRの安全はなぜかくも崩壊したのか?(2006.11.3)※PDFに 変換しています。
「折れたレール」書評と感想 クリスチャン・ウルマー著「折れたレール~イギリス国鉄民営化の失敗」の感想です。(2003.3.24)
日航機事故30年慰霊登山報告 2015年8月3日、日航123便墜落事故から30年となるのを機会に、御巣鷹への慰霊登山を敢行した。当研究会の、事故原因究明への意欲は未だ衰えていない。(2015.8.9)
消された真実を求めて~日航123便事故関連 1985年に起きた日航123便墜落事故に関するページ。以前、管理人が別サイトで公表後、いったんお蔵入りしていたものです。重要な事故であり、死蔵させるわけに行かないので、復活させました。(2001.8.4 別サイトで公表、2013.6.16再掲)

国鉄闘争・労働問題

葛西尋問傍聴記 2008年6月2日、鉄建公団訴訟控訴審(東京高裁)で行われた敵性証人・葛西敬之氏(JR東海会長)に対する尋問の傍聴記。1047名解雇を巡って争われている訴訟で最大の天王山。 (2008.6.4)
「人らしく」とはどんな映画? 2001年秋に公開以来全国各地で上映会が開かれ、感動を呼んでいる話題の映画「人らしく生きよう・国労冬物語」の紹介。映画の大まかな内容から管理人の感想まで総合的に紹介します。(2002.10.13更新)
「人らしくパート2」紹介と感想 2004年5月、ついにパート2が完成! 管理人が参加した試写会の報告及び感想です。(2004.5.23)
各地の上映会・シンポ 管理人が参加/企画した上映会や国労(闘争団)・国鉄・鉄道関係シンポジウムの報告です。(2004.12.19更新)

その他(原発・原子力問題)

原発問題資料集  福島第1原発事故をきっかけに、当サイト管理人が取り組むようになった原発・原子力問題に関する資料集。基本的に、すべて当サイトのオリジナルです。(2023.4.7更新)