「JRに安全と人権を!」JR株主・市民の会結成の呼びかけ

 1987年の国鉄「分割・民営化」は、1047名の採用差別事件と今も続くJR職場の差別と人権侵害を引き起こしました。地方ローカル線の廃止は、国民の交通権を次々と奪い、地域経済を破壊してきました。三島・貨物会社の構造的な赤字問題は、「分割」そのものの見直しを必要としています。そして、安全への投資よりも利益の追求を優先するJRの経営姿勢は、駅の無人化と事故の増加など公共交通としての役割をますます形骸化させています。
  こうしたJRの様々な問題は、JR東日本・東海・西日本三社の株式上場後に結成されたJR東日本一株株主会による株主総会への議案提案・株主総会行動をはじめ、公共交通としての社会的な役割を追及している様々な市民運動の立場からも取組まれてきました。
 私たちは、これまでの取り組みを継承した「JR東日本株主会」の行動に積極的に参加するとともに、今後もJR採用差別事件の解決をはじめ公共交通としてのJRの役割が確立されるまで、株主・利用者の立場からJR経営の民主化を進めていくために、以下のような「JR株主・市民の会」準備会の結成を呼びかけます。株主だけでなく、広範な市民が参加できる会の結成に向けて、ともに「株主・市民の会」を作り出しましょう。


「JRに安全と人権を!」JR株主・市民の会【仮称】
【会の目的】
(1)JRの公共交通としての安全性、利用者の立場に立った経営を追求する
(2)地方ローカル線を守り交通弱者の交通権を確保する、誰もが利用できる駅・列車への改善をめざす
(3)1047名の採用差別事件をはじめとした不当労働行為を根絶し、差別のないJR職場をめざす
(4)健全な経営に欠かせないJR会社の情報開示の促進やICカード利用・定期券購入等によって得られる個人情報の保護を進める
(5)有事法制案で特定公共指定団体として求められる戦争協力を拒否し、平和に貢献できる企業をめざす

【会の取組み】
・完全民営化されたJR三社に対応した地域会を作り、株主提案権の確保(300株以上)にむけて、一株株主や「グループ株主」(共同出資1口1000円)を拡大していく。
・「株主オンブズマン」の取組みに学びながら、JR経営の民主化を進める。
・JRの安全問題や利用者の立場に立った経営改善を求める様々な市民と連携した取組みを進める。

【会員】
・会の目的・取組みに賛同する個人は誰でも会員になれる。
・会員は会費として年間1000円の会費を納める。

【株式購入基金】
・共同出資を進めながら、JR株式の取得を進める基金を作り、管理運営規定は別に定める。

【連絡先】
郵便番号162−0814
 東京都新宿区新小川町9−7 A302全交気付
  闘う闘争団に連帯する首都圏の会
TEL 03(3267)0156 FAX 03(3267)0158

郵便番号536−0016
 大阪市城東区蒲生2−3−30村上ビル311
   闘う闘争団支援関西連絡会
TEL/FAX 06(6935)5696


「JRに安全と人権を!」JR株主・市民の会(準)の目的・取組みの趣旨に賛同します。

□ 準備会の呼びかけ人になります。
□ 準備会の会員として入会します。

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