<安全問題研究会緊急学習会>
「これでいいのか新幹線 有害残土問題から見える鉄道政策の問題点」

(終了しました)

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講演動画をYoutube「安全問題研究会チャンネル」にアップしました。

 北海道新幹線は、2030年の札幌延伸開業を目指して現在、工事が進んでいますが、ホーム「大東案」をめぐる問題、駅ビル「PASEO」営業停止問題などが噴出しています。赤字とローカル線危機、安全崩壊にあえぐJR北海道にさらに赤字を累積させる新幹線は、このままではJR北海道経営破綻の決定的引き金になりかねません。その中でも最も大きな問題は、札幌延伸工事に伴って出る膨大な建設残土です。かつて、ヒ素ミルク中毒事件を引き起こした有害物質「ヒ素」を含む残土の搬入が、札幌市内3カ所の処分場で強行されようとしています。リニアや原発と同じく、巨大な国策民営事業の暴走であり、その先は破綻以外にあり得ません。

 北海道新幹線問題を追っていくと、日本の鉄道・公共交通政策のあらゆる矛盾が見えてきます。道民の生活に必要な「足」=ローカル線は毎年のように消えていくのに、誰も望んでいない新幹線だけが造られ続けています。そんな日本の交通政策の巨大な矛盾をあぶり出し、地元住民が望む「真の公共交通」とは何か、そのために交通政策のどのような転換が必要かについて、安全問題研究会代表(「地域における鉄道の復権─持続可能な社会への展望」(緑風出版、2021年)共著者)が直接、みなさんにお話しします。

主催:ZENKO北海道 協賛:安全問題研究会
日時:2021年7月22日(木/祝)19:00~20:30

参加費:無料 ※ZOOM配信のみ

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